妊婦さんは、通常のときより妊娠線ができやすい肌といえます。妊娠線の予防を始める前に、なぜマタニティ時期は妊娠線ができやすいのかまとめました!
妊婦さんは体型の変化が激しい!
妊娠するとお腹の赤ちゃんの分までという人もいて、食べ過ぎてしまいます。また、食いづわりの方もいて、急激に体重が増える妊婦さんもいることでしょう。
急に太ると皮膚がそれについていけず、ムリに引っ張られ負担がかかります。無理に引っ張られた皮膚には亀裂がはいり、ひび割れしたような赤い妊娠線ができます。
昔は、お腹の子供の分までといわれていましたが、妊婦さんが太りすぎることで、ママと胎児のリスクが大きくなることがわかっているので、今は病院からマタニティ時期の体重管理について指導があります。
妊娠線予防だけでなく、ママと赤ちゃんのリスクも考えて、マタニティ時期の体重管理に注意しましょう。
妊娠するとホルモンバランスが変化する!
妊娠するとホルモンのバランスが変化します。コルチコステロイドというホルモンが、妊婦さんの体には増えますが、このホルモンには、肌のターンオーバー(肌が生まれ変わる働き)を抑える働きがあります。
これによって、肌の代謝や回復がおち、妊娠中は妊娠線ができやすい状態といえます。
妊娠すると食生活が変わる!
妊娠中は、梅干しやレモンなどのすっぱいものを好んだり、つわりの影響で肉やごはんなどの匂いにむかつき、食べられなくなったり。。。
妊婦さんは、通常と食生活がかわりやすいので、栄養バランスを崩しやすいです。栄養バランスが崩れると、、便秘や肌荒れを引きおこしたり、また、肌も乾燥しやすくなります。
潤いのない肌には柔軟性がないため、しわもできやすく妊娠線もできやすいのです。
マタニティ時期は食事にも気を付けて、バランスのよい食生活を心がけましょう。
妊娠線の予防をはじめる時期
お腹がふくらむ前なら、いつからでも妊娠線予防をはじめてもよいですが、肌が変わるまでには正常な20代の方で、約28日かかるといわれています。
そうなると、「妊娠2~3ヶ月」ごろから予防を初めておくとよいでしょう。
体型に変化があらわれない時期から、対策をしておくとよいでしょう。妊娠線ができにくい柔軟な肌にするには、クリームやオイルを塗って乾燥を防ぐことが必要です。
妊娠初期は、つわりもあり匂いに敏感な時期でもあります。匂いのあるクリームやオイルは避けたり、体調が落ち着いてからケアするなど、徐々にはじめていきましょう。