妊娠したから辛い食べ物を食べたらダメということはないですが、辛いものが好きだからと過剰摂取はいけません。辛い食べ物には、香辛料だけでなく塩分が多く含まれています。
そのため、高血圧の原因となったりむくみを引き起こしたりして、妊娠高血圧症候群を引き起こす可能性があります。
妊娠高血圧症候群になると、胎盤がうまく機能しなくなり、胎児機能不全や胎児発育不全などを引き起こすことがあります。
また、辛い食べ物を食べ過ぎると、胃腸が刺激されて下痢などを引き起こすことがありますが、妊娠中は薬を簡単に飲むことができないので、体力的にもつかれますから、辛いものは食事に工夫して取り入れるようにしてくださいね。
唐辛子には、血流をよくするくしたり代謝を高める作用があるため、冷え性の予防につながります。妊娠中に体を冷やすことで、お腹が張ったり腰痛や便秘を引き起こします。
冷え性の妊婦さんは、適度に香辛料を料理に取り入れて、体を温めるのもよいでしょう。
キムチは発酵食品で、ヨーグルトのように腸内環境を整えてくれる効果がありますから、便秘の妊婦さんにはおすすめです。キムチを選ぶときは、塩分控えめのまろやかな味のものがよいでしょう。
辛いものは、妊婦さんによいイメージではないですが、赤ちゃんに直接栄上があるものではないので、禁止されている食べ物ではありませんが、食べ過ぎはよくないので適度な量をとるようにしてくださいね。